「Adobe、Flashを2020年に廃止」のニュースについて
1.遂にこの日が。
宇宙打の開発プラットフォームであるFlashの技術について、Adobeが2020年に提供を打ち切る方針を発表しました。
■FLASH & THE FUTURE OF INTERACTIVE CONTENT
AppleがiOSでFlashをサポートしなくなって以来オワコン感が漂ってたので覚悟していたのですが、実際にプレスが出てみると、「遂に来たか」という感じがします。
macromedia時代のFlash MX 2004からソフトの使用を始めて、「おもしろフラッシュ倉庫」を日夜徘徊していた身としては、ひとつの時代が終わるのか、という一抹の寂しさを感じずにはいられません。
2.アニメーションよりも優れたゲームプラットフォーム
ニュースが出て以来、ねとらぼでもこんな記事↓が出ているわけですが、
■「Flash終了」までの20年とはなんだったのか? ネット文化からアニメへ至るFlashの歴史を振り返る (1/3)
インタラクティブコンテンツの開発技術としてのFlashは、アニメーションよりも優れたゲームプラットフォームなのではないか、と私は思っています。
「艦これ」も「刀剣乱舞」も、mixiやGoogleやFacebookのゲームも、多くはFlashを使用して開発されています。Flashが無ければ、我々もこのようなゲームに触れられなかったといってもよいでしょう。
3.今後は?
近年はHTML5、WebGL、WebAssemblyなど、Flashに代わる技術が多く使われてきています。
既にGoogleやMicrosoftは、ChromeやEdge/IEでのFlashデフォルト使用をOFFにする方針のようです。
もちろん宇宙打も、Flash提供終了を見越して次世代版の開発を進めなければならない、と決意を新たにしたところです。
ただし、代替技術については、まだ検討を進めているところです。まずは候補を挙げて絞っていこうと考えています。